読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

メメント・モリ

望まないことばかり叶ってしまう人生

クリスマスにネトゲで一日中ボス攻略のパーティー募集をしていた私よりも悲惨な過ごし方した人いる?

ゲーム
スポンサーリンク

今日は11月26日。

KAT-TUNがKUNになったりと、世間が賑やかですね。
それに、クリスマスまであと1ヶ月に切りましたよ!

クリスマスって何をしますか?
大好きな彼(彼女)とデートですか?羨ましいですねえ。

イルミネーションの後はおしゃれなイタリアンですか?
クリスマスイヴからクリスマスにかけて熱い夜♂を過ごされるんですか?

いやー、本当羨ましい限り!

えっ?私?
私は何をしてたかって?

私はネトゲで最強ボスの攻略パーティーを募集してたよ。

「彼氏とクリスマスデートなので休みますぅ♡」と上司に言っておきながら、クリスマス両日とも1人家でひたすらネトゲしていましたが何か問題でも?

去年の私はネトゲ廃人だった


私、1年半ほどネトゲ廃人やってました。

色々あって心がぼろぼろ、しかもニートというダメダメな期間にネトゲにハマり。
少し立ち直って働き出してからも、暫くネトゲガチ勢として君臨していたわたくし。

ちなみに国内ユーザー数No.1のギスギスオンラインで有名な某ネトゲをやってたよ。

パーティー募集とは、ボスに挑むための仲間集めのこと


まずはタイトルにも出てきたパーティー募集についての説明をしたいと思う。

私がやっていたネトゲは、強いボスと挑む時は8人パーティーを結成する必要があった。
大抵は「固定」と言って、ネットやゲーム内で事前に集めた同じ仲間内8人だけで攻略するものなんだけど、私は家庭の事情などもあり固定を組むのが困難な状況だった。

そこで、私は野良として、ゲーム内でパーティー募集をしたり、他の人のパーティーに入っていた。

ただ、1つ問題があって、大半のネトゲユーザーは固定を結成しているため、野良のパーティー募集はなかなか集まらず、集まるのに半日以上かかることもある。

これに加え、その当時最強のボスを倒すための練習パーティーだったらもっと集まらない。

野良で最強ボスに挑めるほどの猛者が数少ないからである。
しかも、その最強ボスで同じ練習段階の人となると更に数が少なくなる。

ボス攻略は主に4つくらいの段階に分かれていて、「第1フェーズ練習パーティー」「第4フェーズ練習しつつ、クリア目的パーティー」のように進行度別に分けられている。

もちろん第1フェーズ練習パーティーがそのボスに挑みたての段階で、第4フェーズがクリア目前の段階ということ。
ちなみにフェーズ進行度詐欺をして上位の練習パーティーに入っても、動きが出来てなくてすぐバレる上に、2chで晒されるからあまりおすすめできない。

そして、このゲームはボス攻略が非常に難易度が高く、ワンミスで即死するような恐ろしいゲームだった。

このような難しいギミックを死にながら覚えていき、第1フェーズから第4フェーズの練習を何日もかけて行う・・・。
まさにドMゲーマーがブヒブヒ歓喜するようなゲームだった。


私がクリスマスにどうしてもボスを攻略したかった理由。それは・・・


恋人たちがキャッキャウフフしている熱い聖夜。
そんな日に、私は仕事を休んでまでボス攻略のパーティー募集をしていた。

どうして、私がクリスマスに仕事を休んで、彼氏とのデートをせずにネトゲをしていたか。
その答えは簡単。

どうしてもクリスマスまでにボスを倒し、最強装備が欲しかったからである。

このゲームは週制限というクソみたいな要素がある。
最強ボスを倒すことができたらその当時の最強装備を貰う可能性があるのだが(※確率はランダム)、それは週1回だけの取得と決められている。

もし、クリスマスの週にクリアして、その翌週もクリアしたら最強装備は合計2回装備を貰える可能性があるが、
クリスマスはキャッキャウフフでボス攻略できず、翌週にようやくクリアすると、最強装備を貰える可能性は1回しかないということ。

私は当時ネトゲをガチでやっていた。何よりもネトゲが大切だった。

こんな私が最強装備を貰える回数が少なくなるのは、ゲーマーとしてのプライドが絶対に許さなかった。
だから、仕事を休んでまで、クリスマスにどうしてもクリアしたかったのである。


クリスマスイヴは昼から募集したがパーティーが集まらなかった


この日、私は昼からパーティー募集をしていたにも関わらず、あと2、3人集まらなかった。
でも、野良のパーティー募集がなかなか集まらないのは、このゲームでは当たり前のこと。

しかも、その夜はクリスマスイヴ。
恋人や家族と過ごす人が多い中、ネトゲのボス攻略に挑む人なんて数少ないのは当たり前である。

落胆はしたものの、どう足掻いても他の人は集まりそうにないためやむなく解散した。
その日は枕を涙で濡らしながら眠った。


クリスマスも懲りずにボス攻略に挑む


でも私はそんなにすぐに諦めないめげない子。
クリスマスも休みを貰っていたため、この日も懲りずに募集していた。

が、この日も昼から募集したものの、時間などの都合で次々と抜けていき、最終的に私含め2人しか残らなかった。
最後に残ったのは、昨日も私のパーティーに参加してくれたナイト君だけだった。

「やっぱりクリスマスに攻略は無理か・・・」と諦めかけて解散しようかなと思っていたその時、なんと救いの手が伸びたのである。
とある光の戦士から一本の通知が私の元へ届いた。

「こんにちは。僕の固定が2人欠員で、ちょうどそちらのパーティーのジョブが不足しているので、2人とも僕のパーティーに参加してくれませんか?こちら6人全員クリア者です。」

この2日間ずっとパーティー募集していた私にとって、神のお告げのようだった。
しかも、プレイが上手なクリア者パーティーへの参加。

もちろん私と私のパーティーに入ってくれていたナイト君は喜んで参加した。

何故こんな誘いがあったかというと、私(ヒーラー)とナイト君は、最強ボス攻略では人口が少ないジョブで、その当時集まりにくいジョブだったからである。
本当に運が良かった。


クリア者に混じってボス攻略を始めた私とナイト君


そして始まったボス攻略。
やっぱりクリアパーティーだけあって、動きは完璧。
2回ほどギミックミスで全滅はしたが、火力は問題なし・致命的なミスはなし。

未クリアの私とナイト君は今までのパーティーにはない手ごたえを感じ、「これはいける!いけるぞ!」と確信した。

そして、3回目の攻略でついにその瞬間がやってくる。

火力が高いパーティーとはいえ、まだ攻略初期の段階。
ついに時間制限ギリギリの全体即死攻撃のカウントが始まってしまった・・・。
時間制限のカウントが終わるまでに皆が防御・回復を捨て、一斉に攻撃をする。

ヒーラーの私も攻撃モードで、ガンガン石投げをした。
ナイト君も頑張って剣でざくざく攻撃していた。

そして、その甲斐あって、カウントギリギリでついにバハムートを倒したのである!!

私もナイト君も大いに喜んだ。

喜びすぎてチャットで「やtってあたいるおわら!!!!!!!」というような訳のわからない怪文をパーティーメンバーに送りつけてしまったが、他の光の戦士たちも喜んでくれた。

ナイト君は「どうしよう、嬉しすぎて今号泣してる・・・。」などと、嬉しくて感極まっていた。

名前も顔も知らない仲間たちが、勝利を分かち合い喜んでいる。
不思議な空間ではあったが、私も嬉しかった。


そして、私が初クリアで貰った装備が私のジョブ専用装備の最強の杖だった。

それは私にとって、最高のクリスマスプレゼントとなった。


そして、クリスマスが今年もやって来る


去年のクリスマスは、クリスマスとしては悲惨な過ごし方ではあったけど、最高の思い出になった。

世の中にはキャッキャウフフな聖夜を楽しむ人もいるけど、私のように顔も名前も知らない誰かと一緒にゲームで共に戦うのも悪くないよ。
思わぬクリスマスプレゼントも貰えたからね。

ちなみに、もうネトゲは引退したから、今年のクリスマスはネトゲで過ごすことはない。
今年のクリスマスの予定は未定だし、あの時のような感動が味わえるかどうかわからないけれど、素敵な2日間が過ごせたらいいなと思う。