義理チョコすら貰えなかった惨めな男にチョコを贈ってあげた
休日は家に引きこもってゲームをしたい、めめです。
さて、今日は男性の皆さんが大好きなバレンタインデーですね。
我が家では旦那が「チョコが欲しい!」と駄々をこねていたので、私も作るハメになりました。
どうやら職場でもチョコを貰える見込みがないらしく悲しくなったようです。
土日は家に引きこもってゲームがしたかったため、嫌々金曜の仕事終わりに材料を買いに行くことに。
普段はチョコはニキビの原因になるから嫌だと言って一切食べないくせに、バレンタインデーになると突然チョコを欲しがるので意味がわかりません。
いい歳して、貰ったチョコの数を自慢したくなるのでしょうか?
毎年のバレンタイン、どのお菓子を作ろうか悩むよね
というわけで、バレンタインチョコを作ろうと思ったんだけど、お菓子の種類がいっぱいあるから何を作ればいいのか分からないわたくし。
取り敢えず定番で簡単に作れる、チョコレートマフィンを作ることに。
作るものが決まったところで、漫画を買いに行くついでにラッピングを買おうかと街中のLOFTまで行きましたが、大変素敵なお値段をしていたため購入を諦めました。
使い捨てのオシャレな紙ケースは1箱1,000円近くするので、私のような薄給OLには厳しいです。漫画は大人買いするけど。
取り敢えずマフィン用の、安くておしゃれに見える紙カップを購入しました。
まあ、どうせ胃に入れば一緒なので、ここはケチケチしてお皿の上に乗せて渡すことにしました。
LOFTで恋をしているキラキラ女子のオーラにあてられて気分が悪くなってきたので、急いで漫画を7冊大人買いして家へと帰宅。
本当はすぐその漫画を読みたかったんだけど、「チョコ食べたい!作って~!」とキャンキャンうるさい人がいたので、すぐに作ることになりました。
ちなみにその間クソ旦那は、こたつに入って私が買ってきた漫画を読んでいました。ゴミクズですね。
チョコレートマフィンを作るよ
作り方は至って簡単!
ここにチョコがあるじゃろ?
( ^ω^)
⊃◆⊂
これを
( ^ω^)
⊃)◆(⊂
こうして
( ^ω^)
≡⊃⊂≡
こうじゃ!
( ^ω^)
⊃ .. ⊂
‘∵
‘:’;
完成!
面倒くさがりだからオレンジピールがテキトーな場所に配置しているのは目を瞑ってください。
久々にお菓子を作ったけど、オーブンで焼いているときの香りがいいよね。
まあ、そんなこんなで、私はホワイトデーの3倍返しに期待して、大人買いをした漫画を読みながらゴロゴロ家でだらけておこうと思います。
ヴィヴィアンの財布がいいなあ♡*1
今週のお題「バレンタインデー」より。
*1:残念ながら、今年も例年通りクッキーになると思われる
浪費癖をこじらせた男の話
その男は浪費癖をこじらせていた。
「安かろう悪かろう」という考えを持っており、いつも収入に見合わないドメスティックブランド品で身を固めている。
そういうこともあり、学生時代はバイト代全額がクレジットカード代の返済へと消えていったらしい。
では、なぜその男は浪費癖をこじらせてしまったのだろうか?
実はそこには、深い事情があったのである・・・。
その男は昔、ファッションセンスがとんでもなくダサかった
高校時代にクモの巣Tシャツや、ぶら下がりドクロのピアスを付けていた彼は、残念なことにファッションセンスがダサい個性的だった。
彼は自分のファッションがダサい独特なことを知りながらも、お母さんに買ってもらっていたニッ〇ンやイ〇ンの服を着ていた。
そして、当時のしょぼい画質の携帯のカメラでキメ顔で自撮りをし、他高の女の子とのメールのやりとりを楽しんでいたのである。
突然オシャレになった代償は、とてつもなく大きかった
そんな彼に、ある日遂に転機が訪れる。
大学入学を機に私服登校になった彼は、そこで数々のオシャレな大学生を目の当たりにし、ようやく本当に正しいオシャレなファッションセンスに目覚めることになった。
大学で出会ったオシャレな友達の真似をしながら、少しずつ彼はオシャレになっていった。
・・・だが、厄介なことに、彼の手本となったオシャレな友達はドメブラの服が好きだったのである。
そんな友達の影響を受けた彼は、インナーに1万円、シャツに2万円、革靴に5~7万円を惜しみなく使うのが日常茶飯事。
いきなりオシャレになった代わりに、その代償として財力を搾り取られることになった。
当時塾講師のバイトをしていた彼は、その収入全てが毎月のオシャレのために消えていくという、ランクの高い浪費家へと成長したのである。
社会人になると浪費癖が更に加速
そして、そんな彼が社会人になると、収入が増えたことでやはり浪費癖も格段に酷くなっていった。
世の中には、初任給を使って「親に感謝の気持ちを込めて何か買ってあげる」という立派な心得の人もいる。
だが、この男は違った。
この男は、初任給を全て使い果たし、学生時代から欲しいと思っていた革ジャンを買ったのである。
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というか、もしかしたら、手取りだと初任給だけでは足りなかったのかもしれない。
当時実家暮らしをしていた彼は、家賃などの生活費の心配もなかったため、迷うことなくその全額を革ジャンに注ぎ込んだ。
本人は「この革ジャンはシンプルだから、何歳になっても着られる服!」だと豪語しているが・・・。
実際のところ、彼がこの革ジャンを着ている姿をあまり見たことがないため、その発言に信憑性があるのかどうかは怪しい。
社会人になって半年で高級時計にハマる
浪費癖のある男は、総じて浪費の頻度も多いもの。
この男は革ジャンを買った数ヶ月後に、また新たな欲しいものを見つけてしまった。
それは、職場の先輩が付けていた高級時計ブライトリング。
そのかっこよさ&マイナーなところに惹かれ、案の定自分も欲しくなったらしい。
そして彼は、初ボーナスで約50万円のブライトリングの時計を購入した。
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ちなみに、ブライトリングはベッカムがモデルを務める高級時計ブランド。
パイロット時計としても名高く、ロレックスのような高級感がありながらも、日常的にガシガシ使えるくらい頑丈なところが良いのだとか。
ただ、給料が少ない新入社員の男が買えるようなものではないのは確か。
この時はボーナスを使い果たして(というか今回も足りなかったと思われる)買ったらしい。
代理店で並行輸入品の商品を買えば、比較的安く買えるのだが・・・。
この男は根っからの見栄張り男であるため、日本の正規販売店で定価購入した。
約50万円の時計を購入して以来、すっかり高級時計にハマってしまったこの男。
浪費癖は収まるどころか更に酷くなったのは言うまでもない。
実は彼は、当時仕事のストレスで血便が出て、潰瘍性大腸炎という難病の疑いがあった。
でも、詳しく検査をした結果、その病気ではなかったことが判明したため、嬉しかったのだろう。
おめでたいついでに、次に目星を付けていた約100万円のブライトリングの時計を衝動的に買ってしまったのである。
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※ローマン・エディションは現在廃盤のため、類似商品を載せています
もちろん、こちらも正規販売店で定価購入。
この男が自分の財力を一切理解していないバカだということが一目瞭然だろう。
ちなみに今回はあまりに高価すぎたため現金では当然買えず、ローンで分割払いにしたらしい。
そして、浪費男が次に見つけたのが最高級時計ブレゲ。
この時計はいわゆる「雲上ブランド」。
ロレックスやオメガよりも価格も質も上。
どの時計も“数百万円”は当たり前。
芸能人などのお金持ち御用達であるオーデマ・ピゲやパテック・フィリップなどの最高級時計ブランドと同じ位置付けとなっている。
つまり、物凄く高級な時計ブランドだということ。
確かにデザインは凄くかっこいい。
それに質も良く、丁寧に作られているのは分かる。
ただ、高すぎる。入社まもない&年収の低い若造が買うべきものではないのは確か。
こういうのを買っても生活が回るのは、総じて高収入の人だけなのではないのかな?と思う。
そもそも、この男は同世代の平均年収よりも収入が低いため、このような高級時計を買うことを候補に入れている時点でおかしいのだが・・・。
でも、この浪費男はやはりと言うべきか。
彼は何の迷いもなく、約200万円のブレゲの時計を購入した。
社会人5年目:Breguet(ブレゲ)マリーンⅡ ラージデイト【1,860,000円+税】
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ちなみに、先ほど購入した100万円のブライトリングの時計を売って、その代わりに購入したものであるため、実質150万円で手に入ったらしい。
そう、実はこの男・・・。
先ほどの100万円もしたブライトリングを、たった3年で売ってしまったのである。
本人曰く「ゴテゴテしたデザインで見飽きた。それに、同僚に“ホストみたい”だと言われたから売った。」とのこと。
ただ残念なことに、このブライトリングの時計を売っても45万円ほどにしかならなかったため、結果的には大損をこいたらしい。
でも、ようやく手に入れたブレゲの時計に関しては「何もかもが最高の時計。これ以上の時計はない!」と大変ご満悦な模様。
今はブレゲに執心のため、もう時計は買わないと本人は言っているが、また新たな時計や他の嗜好品を見いだすのも時間の問題のような気がする。
おわりに
さて、聡明な方ならお気づきだろうが、この浪費癖をこじらせた男は私の夫である。
同世代の人よりも年収は低いのに身の丈に合わない買い物を繰り返し、クレジットカードのローンをヒイヒイ言いながら返済している。(※今年の春で完済予定)
私の夫ながら、本当にどうしようもないバカでクズでゴミな奴だ。
ちなみに、初任給で買った革ジャンは、あれから5年も経つのにたった2回しか着ていない。
今では立派なクローゼットの大黒柱として、我が家を支えてくれている。サンキュー革ジャン。
そして、高級時計は3本中1本は売ってしまったが、残り2本の時計は定期的に超音波洗浄をしてピカピカに手入れをし、大切に扱っている。
でも、もしかしたらこの時計も飽きたらすぐに売られてしまうかもしれない。
そう思うと、どこか悲しい気持ちでいっぱいになってしまう。
このクソ夫は、毎回の購入額が2倍ずつ増えているため、今後が不安ではあるが・・・。
今のところ、一家の大黒柱としての責任を感じているのか結婚後は何も浪費していないようだ。
もし、これからも酷い浪費を繰り返すようなら、その時は役所に緑の紙を提出するつもりなので、覚悟してもらいたい。
(※これまでの酷い浪費活動は、彼が独身時に私の監視下をすり抜けて購入したものだということを最後に記しておく)
衣装合わせなう pic.twitter.com/uPmhqqMCN9
— めめ (@cyanmeme) February 7, 2016
おしまい