メメント・モリ

望まないことばかり叶ってしまう人生

会社員として働きながら「うつ病」寛解を目指すということ

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こんにちは、めめです。

突然の報告になりますが、実は、私は「うつ病」を患っています。
(正確に言えば、「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」も患っているのですが、うつ病の方が症状が重たいので、タイトルはうつ病のみの記載にしました)

ここ半年ほど、精神的に限界で身も心もボロボロになっていたため、休養を取るために仕事を辞めました。

でも、休養を取ってもメンタルが回復せず、大好きだったゲームや漫画を楽しむ気力がなくなり、つらかった思い出のフラッシュバックが起こっていました。
そこで、我慢の限界になり、病院に行ったところ、「うつ病とPTSDを併発している」と診断されました。

先生の話によると、PTSDの患者さんは、その半数がうつ病を併発しているらしいです。
残念なことに、私もこのふたつの病気が併発している状態です。

そういう経緯があり、今は、うつ病とPTSDを治すために投薬治療をしています。

投薬治療を始めてからは、以前に比べれば随分症状が和らぎ、特に問題なく日常生活が送れるようになりました。
ただ、薬を飲んでいても、精神的に落ち込み、「死にたい」と思う日は少なくありません。

それでも、まだ治療が必要な状態で、私は再び「会社員として働く」という選択をしました。

そして、働きながらうつ病の寛解を目指すことを決意しました。

うつ病

ここまで読んだあなたは、

「なぜ、精神的に不安定なのに会社員として働くの?」
「精神的に落ち着くまで休養を続けたり、最初はアルバイトやパートなどの短時間労働から挑戦したりした方が良いんじゃないの?」

と、思うかもしれません。
そう思うのも無理はありません。

しかも、次の会社は、私にとって未経験の業界です。
職種に関しては前職と同じライターではあるものの、あまりにも特殊な職種なので、今までの経験が活かせるものではありません。

そのため、私にとって初めてだらけのことが多く、覚えることも多いです。
もちろん、仕事に挫折することもあるだろうし、ストレスでさらにうつ病が悪化してしまうかもしれません。

それでも、私はフリーランスとして働くのではなく、将来の安定性やそこで得られる経験を考慮して、会社員として働くことを決意しました。

「どうして、私が会社員として働くことを選んだのか?」「なぜ、働きながらうつ病の寛解を目指すことにしたのか?」など、それらの理由について、次から順を追ってお話ししていきますね。

うつ病の私が会社員として働く理由は、その方が自分にとってメリットがあると考えたから

私は、うつ病だからこそ、会社員として働く方がメリットが多いと考えました。
実は、うつ病の人が会社員として働く場合、以下の3つのメリットがあります。

1. 休職したら「傷病手当金」が支給される
2. 失業したら「失業給付金」が支給される
3. 体調が悪いときは「有給休暇」で休むことができる


このように、会社員の場合は、体調が悪い場合でも会社を休めたり、休んでいる状態でもお金をもらえたりします。
その一方で、フリーランスとして働く場合は、自分が仕事を抱えている場合は急に休めませんし、休んでいたらその分収入が入りません。

私の場合は、精神科の通院と薬代で毎月5〜6,000円かかります。
これらの出費は、収入がある状態ならそこまで大きな出費ではありませんが、収入がない状態だと負担が大きいです。

そのような状況なので、私は会社員として収入や将来の安定性が保障されている方が、安心してうつ病を治療できるのではないかと思いました。

それに、会社員なら、周りの同僚や上司と刺激しあいながら、社会人として成長できるので、まだまだ社会人経験が浅い私にとってはメリットが大きいです。

これらの理由から、私は会社員として働く方が良いと感じました。


では、次に、「なぜ会社員として働くことでうつ病の寛解が目指せるのか?」というと、会社員だと孤独感を感じにくく、精神的に落ち込むのが少なくなると考えたからです。

会社で働くと、人とのふれあいを通じて孤独感が和らぐから

私の場合は、ひとりでいると余計に精神的に落ち込むことが多いです。
今、私は一人暮らしをしていますが、ひとりで家にいると毎日不安で押しつぶされそうになります。

そのような状態なので、フリーランスとして家でひとりぼっちで働いていると、さらに精神的に落ち込む機会が増えるのではないかと思いました。

そのため、私は、会社で多くの人とふれあった方がうつ病の寛解が早まるかも、と判断しました。

ただし、これはあくまでも私の場合です。
人によっては、人とのふれあいがあると、精神的に落ち込んでしまう場合もあると思います。
なので、一般的に会社で働くことがうつ病の寛解につながるとは言えません。

でも、私と同じようにひとりだと孤独感を感じてしまう人は、うつ病の治療中でも会社員として働くことを選択肢のひとつとして考えてみても良いのではないかなと思います。

終わりに

というわけで、私はいよいよ明日から会社員として再び働き始めます。

もちろん、会社に迷惑をかけないためにも投薬治療はこれからも継続します。
有給休暇や休職については、健康状態と相談し、やむを得ないと考えたときに使用するつもりですが、できるだけ長く仕事を続けていきたいと思っています。

会社員として働くうちに薬がなくても生活できるようになり、自然にうつ病の症状が和らいでいけばいいなと考えています。
焦る気持ちも少なからずありますが、急がず、焦らず、自分のペースで着実に寛解を目指していきたいです。

また、今後もこのブログで自分のうつ病がどのような状態なのか、進捗を報告しようと思っています。
そして、「会社員として働いていても、うつ病は寛解できる」ということを証明していきたいです。


明日からの会社員生活が充実した毎日になりますように。